「英語で、国語で。」
A.「これはジムが書いた本だ。」
B.「これはジムによって書かれた本だ。」
上の2つの文が「違う」ものだとわかりますか?
「同じことでしょ?」と思った人。
あなたは正直です。でもちょっと大雑把かな。
英語の「分詞(の後置修飾)」と「関係代名詞」の説明をしていると、
ここで引っかかる人が少なからずいます。
同じことを言っているように見えても、学校や塾の先生がわざわざこのように説明しているのには、それなりの理由があるのです。
「この2つの違いをわかって」という。
英語の勉強に必要なのは、言葉をていねいに扱うということ。
それは国語の読解力にもつながってきます。
論説文や小説の問題を読んでいて、
「だいたい内容はわかったのに問題が解けない」という人。
試しにもっとゆっくり、ていねいに読んでみてください。できれば音読で。
今まで気づかなかったことに気づくかもしれません。
「そんな時間ないよ」?
夏は時間を十分に取れる時です。じっくり構えましょう。
大事なのは、昨日よりちょっと「変化」すること。
少し「この文章が言いたいことがわかった」と感じることです。
その感覚は、英語の方にも反映されます。
まずは、やってみて。
夏期講習が始まります。塾では、学校では習わないこと、君たちの実りになること、いっぱい提供します。
以上、ワイズ3教室を巡る流浪の講師、安部でした。